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この小旅行は、小金城趾駅に降り立ったところから始まる。 流鉄流山線のなかで、唯一電車交換が行われる駅。 小さなホームに、もう一編成がゆっくりと滑り込んできた。
【流鉄】小金城趾駅を歩く|静かな住宅街に残る街の記憶【流山線】

階段を見上げると、光がやわらかく差し込んでいる。
新しくはない。けれど、丁寧に使われてきたことがわかる。

小さな窓口の向こうに、時計と時刻表。
派手な装飾はないが、それがこの駅らしい。

改札はこぢんまりとしている。
クリーム色の壁と、少し年季の入った蛍光灯。
配管がむき出しの天井は、どこか昭和の匂いを残していた。

階段を降りる。
段差の縁は錆び、緑の塗装はところどころ剥がれている。
何十年も、ここを人が行き来してきた証だ。
見上げれば、空だけが妙に青い。変わらないものと、変わってしまったものが、同じ場所に並んでいる。
小金城趾駅を下りて、街を歩く。
小金城址駅は、かつて公営住宅とつながっていた。
改札を抜けると、そのまま生活の匂いのする通路へと続く。
かつて一階にはマツモトキヨシも入っていたという。
電車を降り、薬や日用品を買い、そのまま家へ帰る。
駅はただの交通手段ではなく、暮らしの中に組み込まれていた。

小金城趾駅周辺のかつての商店街を歩く。
この商店街は、昔は賑わっていたんだなと感じる。
お店もびっしり並んで、お母さんたちは夕食の食材をこの商店街で買っていたんだ。
子どもが走り回って遊んでいる。
そんな光景が僕の頭のなかで思い浮かんでいる。

精肉屋さんと文房具屋さんは、現在でも頑張ってる。

今日は前から気になっていた喫茶店「りべるて2」でランチするため、ここに来た。
「昔はね、このあたりもずいぶん賑やかだったのよ」
りべるて2を51年切り盛りしてきたお母さんが、そう教えてくれた。
商店街には店が並び、人通りも多かったという。

文房具屋さんの店頭には、ガチャガチャが。小学生の時は、僕もよくこのようなお店に通ったなと、懐かしく思いました。
小金城趾駅から徒歩1~2分程の喫茶店「りべるて2」でランチ
この佇まい。2階建ての長屋タイプの商店は、なかなか最近見ない。
今日はここ「りべるて2」でランチとコーヒーをご馳走になる。

ハンバーグや豚生姜焼き、ナポリタン、トーストなどメニューは豊富でどれも美味しそう。今年で51年目の老舗だ。
店内の雰囲気、価格帯、メニューなど記事にまとまたので、是非、見て欲しい。本当に魅力的な喫茶店だった。

商店街の賑わいも、
小金城趾駅の一階にあったマツモトキヨシも、
子供たちの笑い声も、
この街に住んでる方は、心の中に宝物として残っているだろう。
今は静かだ。
けれど、静けさの中には、たしかに時間の層が折り重なっている。
